ダブルケア

過日、来年の4月の保育所の入所申し込みに行った際のこと。

あらかじめ準備しておいた書類を提出したのち、それらとは別で窓口の方が口頭で確認されたことの一つに、

「今現在、要介護の家族を介護されていますか?」

といったものがありました。

 

私の母は、長くがんを患っています。

もう7年になるかしら。

幸いなことに進行はゆっくりでこのように長い闘病となっていますが、着実に進行し、衰えています。

現在は全身に転移し、脳に転移した場所が歩行をつかさどっているところだったのと、闘病中に患った圧迫骨折のダブルパンチで歩行が困難となっています。

まだ65歳になる前ですが、末期のがんであることを理由に、2号保険者として介護保険を申請し、夏前頃、要介護認定を受けて、要支援2と判定されました。

さらに状態が進んだので、区分を変更してもらえるよう申請し、先日要介護3へ介護度が上がりました。

育所入所にあたっての点数が加算されるとのことで、その確認でした。

 

これは、本当に必要な取り組みだと思います。

私の場合、退職した父が母と同居し、日常のほとんどの世話をしているので、私が主に手伝っているのは車に乗れない父に代わり、週に1度母を病院に送迎すること。

(週に1度のことなので、それがそのまま点数として加算されるかどうかは微妙なところだそう)

たった週に1度のことではりますが、乳児を抱えての週1の通院が実はすごくすごく負担だったります。

通院の日は朝が早いので、私と子どもは前日から実家に前のりして泊まります。

多くの場合は前日に夫に車で送ってもらっていますが、夫帰宅後の移動なので、時間も遅くなり、子どもの生活リズム的にもしんどいものがあります。

母の診察・検査・点滴などの所要時間は4~7時間ほど。

その間乳児と病院で待つのはあまりに過酷なので、点滴などの間は私は家に帰ります。

が、これも父がいるからできることであって。

実家は古くて狭くて、赤子対策が全くなされていなくて本当に目が離せないので、家にいる間は全く目が離せません。

たかが送迎に帰っているだけでも毎回くたくたでげっそり。

主となって介護を担っておられる方の苦労はいかばかりかと思います。

 

もし、同じ作業を乳児を預かってもらえた状況であれば、もう少し負担感もなくできる気がするし、院内の付き添いも容易になるんじゃないかと思います。

これだけでは入所の決め手にまではなりにくいかもしれませんが、せめて加点だけでもされれば、介護と子育ての負担はずいぶん軽減されるんじゃないかと。

 

同年代の人たちの親はまだ若い人が多く、親に子育ての協力をしてもらえていたりする場合も多く見受けられます。

そのたびにうらやましく思ったり、悲しい気持ちになったりもしますが・・・

晩婚化も進んでいるし、ダブルケアを余儀なくされている方も結構いらっしゃるのかな。

内閣府の調査では25万人とも言われているそう。

 

子育てだけでも息の詰まりそうな状況の中で、介護が入るとたちまちパンクしそうになりま

それは介護を主に行っている父も同じのようで、介護だけでいっぱいいっぱいなのに、孫の世話となると本当に手が回らないといった様子。

お互いぎりぎりのところを補い合いつつ、なんとかやってるぎりぎりの家族だなと感じます。

 

私たち家族がどうあるべきか、まだまだ悩むことばかりだけれど、少しずつ良い形を見出していけたらな。