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息吹

今のこの生活が、とても苦しいものに思えてしまう。

育休中で、ひたすら子どもと、向き合う。

というよりも、子どもはまだいいけど、夫と向き合うのが、辛いんだなと感じる。

これは夫が憎いとか嫌いとか、そんな話ではなくて。

付き合ってるときは、自分の生活があった。

仕事をして、休日を友人や恋人と過ごして、自己研鑽のための勉強をしたり、好きな旅行やライブに興じた。

その生活の中の一部が恋人だったけれど、今は夫と、息子のいるこの家が、私の「社会」の全てになっている。

それが、決定的に良くない。

他に世界が、社会があれば、私はもっとゆとりを持って夫に接することができる気がする。

自分を生きる。

その中の必要な一部として、夫と接することができていたのだろうけど、今は違うんだ。

大好きだった旅行も、もう行けない。

ひとり旅や、友達と、近場から海外まで、あれこれ足を伸ばしていたけど、今できるのは家族旅行くらい。

しかし、夫は壊滅的に旅行が嫌いなんだ。

昔は、夫と過ごせなくても、友達と過ごしたり、自分で時間を使えていた。

 

今さら考えても全く生産的ではない過去のこととか、考えるだけ無駄なことを考える暇をなくしたい。

息の詰まりそうな日々を、考えないようにする瞬間を増やしていかないとって思うのに、それができない。

 

今の生活に幸せを見出していかなければならないことは分かっている。

ただ、あまりに世界が狭すぎる。

自分が何を望んでいるのかももはや分からない。

 

日常の小さなことや、今ある幸せに気付いて、喜びを見出せるようになるのが目標だけど、本当に難しい。

率直に言うと、やっぱり本当に、今は毎日が辛いと感じるから。

 

そんな中で唯一、喜びを見出せるのは、自然の息吹に触れた時。

子どもを連れて出かけた公園で、色付いた木々を見て、美しいなと思ったり、そう思える心が自分にある事に気付いた時、本当に何もない毎日だけれど、すごく嬉しいと思える。

自然は、愛おしい。

そんな、すごく、小さな喜び。